2013年12月12日木曜日

メガネフレームカラーの電着塗装と塗装の違いってどう見分ける?


hatoです。

いよいよ、福井冬到来!!

みぞれ混じりの雪?が降って、景色がうっすら白くなりました。

車のフロントガラスには雪が少し積っています。

あられなのかな?雪なのかな?という感じではありますが・・・

でも、やっぱり白いものが空から落ちてくると・・・寒い!!

風も物凄くて、今朝は履いてくる靴間違えたか~~?!ってくらい足に雨だかみぞれだかあられだかが、打ちつけられて痛いのなんのって!!!

今は落ち着いていますが・・・

会社に入る時、雷も鳴っていて傘をつたって手にビリッと静電気のようなものを感じたんですが

なんでしょうね?

雷が落ちたのであれば、私こんなブログ今書いていられないだろうし?

まあ、それはさておき、


今日はメガネフレームカラーの塗装と電着塗装の見分け方について書こうかと思います。


電着塗装

ベース(メガネフレーム)があって、まず金属の表面をキレイにします。

下地処理、砂を吹き付けて表面を細かく傷つける砂打ち、擦ったような傷を付けるシャーリングをしたりする事があります。

下地メッキ。ニッケルパラジュームとノンニッケルパラジュームとがあります。

電着。カラーの溶け込んだ水につけて電流を流し、カラーをフレームに密着させます。

表面処理。ツヤかマット仕上げがあります。



塗装

ベース(メガネフレーム)があって、まず表面をきれいに・・・電着と同じです。

下地処理も同じ。

プライマーを吹き付ける。密着を良くさせるものです。

塗装を吹き付ける。

表面処理。ツヤかマットで仕上ます。



どちらもカラーバリエーションあります。

塗装で出ない色が電着では出せるということもあれば、その逆もあります。

電着と塗装の見分け方は、メガネフレームの丁番を見てもらったら分かると思います。

テンプルとヨロイの間から見える丁番に色がついていたら電着塗装、ついてなかったら吹き付け塗装です。

電着塗装はカラーの水に浸すって感じで色付けするので狭い隙間までも色を付けることが出来ますが、吹き付け塗装だとどうしてもカラーがかかりきらない所が出てしまいます。

それが丁番です。


電着塗装のフレーム丁番付近




塗装のフレーム丁番付近


色がついていないのが分かりますか?

追記:こういうものもあります。


これ、丁番色ついてますよね。でも、このフレームも塗装なんです。
テンプルを開いて吹き付けているので色がついています。


でも、内側の丁番一部にカラーが付いていない部分があります。


ついでに書くと、フレームカラーを塗装する時、何処を固定して色を着けると思いますか?

フレーム一枚全部同じ色にするのであれば、クリングスの箱に針金のようなものを入れて固定させ、塗装するようです。

テンプルだけだったりすると、モダンの中芯先部分をつかんで塗装します。

つかむとそこだけ色がつきません。

それをチャッキングあとと呼んでいます。

これが気になってしまう場合は、不透明モダンにして見えないようにします。

このチャッキングあとがつかないように、ヨロイの代わりになるような地具を作って塗装する場合もあります。

っと、私がはじめて知った時、なるほどね~~~って思ったことでした!!



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