2014年8月21日木曜日

キャスト部品の作り方

hatoです。

お久しぶりです。

何週も無断欠勤申し訳ございませんでした・・・・((((;゚Д゚)))))))

一応毎週木曜に更新!!っと決めてやってはいますが、
諸事情により更新できませんでしたm(_ _)m

前回の予告としては、ライツのご紹介を引き続きすると書いていたというのに・・・

もう八月半ば、、、早いですね〜!!!

時間が経つのが本当早くて・・・(汗)

ライツの新型ご覧いただけましたでしょうか?

ご覧頂けた方、いかがでしたでしょうか!?

ところで・・・

今日はどうしましょうね _φ( ̄ー ̄ )ん〜・・・

あ〜・・・

先月まで行っていた講習会でのことを書こうかな!!!

キャスト部品を作る体験を一部分だけしてきました( ^ω^ )

キャスト部品というのは鋳造部品のことをいいます。

仕上がり材質はベリリウム銅(通称 : ベリ銅)です。

一部チタニウムのものもあるようですが・・・

通常ベリ銅です。

モノによりヨロイ・飾りパーツなどで使われています。

流れとしては〜テンプルにつけるハートのモチーフ作りで説明します。


1. 最初に金属で原型のハートを作ります。


2. 1の原型ハートでゴム製の型を作ります。



★ここから体験させてもらいました。
3. 金属の原型ハートがゴムの中に閉じ込められたブロック。


それを手術とかで使うメスで側面から切り開いていくんです。


ギザギザに少しづつ切って、開いて、切って、また開いて、切ってっとまあ、手間のかかる作業でした。
手術用メスだって聞いて、手を切ったらとんでもなく切れちゃうんじゃ!?っとびくびくしながら切りました。

4. で、真っ二つに切れたら原型ハートを取り出す。
取れた時は、取れた~っとちょっとした達成感!


5. これでゴム製の型が完成。


6. このゴム型の内側に、おしろいを筆でまぶす。
おしろい・・・あのお顔に塗るアレです。


7. ワックスを流しいれる機械にセットして、ノズルをゴム型の窪みに入れる。


8. ゴム型をパカッと開けると、緑の原型ハートと同じ形のハートが!
これがワックスの型。



9. ワックスの型を何個も何個も作り、ワックスの棒に引っ付けていく。


10. 引っ付けていくと木みたいになる。通称ツリー。
これに筒を被せる。



11. 中に石膏を流しいれる。そして、振動させる機械に入れて、中に入った気泡を出す。


体験終了~
12. 石膏が固まったら電気炉に入れて、ワックスを溶かし&石膏に強度を持たせる。

13. 中身が空っぽになったところにドロドロに溶けたベリ銅を流しいれる。

これで、鋳造終了。

後は、磨いたり、検品したり~

という具合に作るそうです。

めちゃくちゃ、手作業でびっくりです。

ポンポンッと出来るもんってくらいに思っていましたが、全然そんなことなくて・・・

うわぁ~~~~って感じです。

やっぱ一番大変だと思ったのは切り出しですね。
講習一緒に参加した人の中ではゴムの中で原型が出てこない!?ってなった人もいました。

うまいこと切ることで、原型どおりのキレイな形がワックス型へと持っていけるかが決まるようです。

複雑な原形の場合、空気が抜ける切込みを入れたりして、職人技でした!!

キャスト部品1個がチョイ高めなのが頷けました。

眼鏡の部品ってホント一つ一つ、色んな職人さんの手がかけられているんだなぁっと
改めて感じました。

キャスト部品に愛着わいてきちゃいますね!!



さて、来週は何にしましょうね~!?

何になるかはまた来週~~~~!!

0 件のコメント:

コメントを投稿